ゆるい坂道の先にひっそりとあったのは、天后古廟という中国寺院。
海の守り神の、女神さまが祭られているようです。
女神さまらしい、女性的で優しい雰囲気のする廟で、キンキラキン過ぎずなんとなくシックで、
今まで見たマカオの廟の中で、私にとっては一番落ち着く感じで相性がいいかもと思いました。
女神さまは、お部屋のインテリア?にも凝っていて、あちこちの意匠も素敵だったのです♪
敷地には花盛りのあのピンクのお花が咲いていて、すごく綺麗でした!
まるで日本の桜のように、マカオのあちこちで見かけるこのお花の名前は、パウヒニア。
マメ科の植物で、日本ではハマカズラと呼ばれているそうです。
綺麗なピンク色のお花がひらひらと咲いている様子は、ハナミズキみたいだし、
とてもいい香りがするし、マメ科の植物というより、蘭の花みたい。
このパウヒニアは、香港の花で、国旗のデザインにもなっていると聞いて、調べてみました。
香港の旗。 おお~、パウヒニアだ~。 ハワイアンキルトみたいに可愛いデザイン。
ちなみに、マカオの旗は、ロータス、蓮の花がシンボルになっています。 こちらも素敵♪
ピンク色の満開の花の下で、しばしピンク色の優しい気に包まれていると、
とても幸せな気持ちになりました。
日本では桜の季節ですね。 この季節は日本中が独特な気に包まれるよう。
植物やお花のパワーって、すごいなぁと思います。
その後こんな光景を見たりしながら、また海岸通りに出て、
しばらく行きますと、譚公廟という寺院です。
同じく海の守り神のようですが、こちらは、男性の神様みたいです。
タバコをくわえたヤクザな狛犬くん?をはべらせた、男気ぷんぷんの神様って感じでしたよ。^0^
おもしろかったのは、この廟の屋根にのぼれちゃうこと。
横手にある坂道をぐるりと行ってみましたら、あらら、
なんと廟の屋根の上がバルコニーみたい?になっていて、素敵な景色が眺められちゃう。
この廟の屋根の先の道を、どんどん歩いて行ってみることにしましたよ~。 続く。