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雨の目黒川 ゴージャスドレスと日本料理♪

久しぶりに友人と会って、楽しいひとときを過ごしました。

                    雨の目黒川沿いを歩き、
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                       公園を抜けて、
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目黒区美術館で開催中の、「祝祭の衣装展」を見てきました。

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おお、なんと素敵な、ロココ時代のゴージャスドレスの数々!
展示されているのは、200年以上も前に実際に着用された、本物のドレスなんです!
素晴らしい保存状態で、鮮やかな発色のまま、まるで新品のように見える生地もありました。

ちょっと驚いたのは、当時の西洋人って、とても小柄だったのだなぁと。
マネキンに着せているのですが、女性の身長なんて私よりずっと小さいくらい。
靴も素敵ですが、その足の小さいこと。サイズは21~22センチくらいかも。

男性の衣装もありましたが、やっぱり目が行くのは豪華な女性のドレス。
パーティや舞踏会用ばかりでなく、お散歩用のドレスとかもありました。 とても可愛い♪

ナポレオンの戴冠式のジョセフィーヌの衣装は、レプリカでしたが、
肖像画に忠実に、本物そっくりに、とても精巧に作られていました。 うっとり♪

撮影禁止で写真は撮れませんでした。 くわしくは、こちらをどうぞ。

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ランチは、目黒の素敵な和食のお店、うしやま で、これまた豪華な懐石コースを♪
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          ジャーン、これがいただいたお料理の数々、素晴らしかったです!
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なかなか敷居が高そうに見えるお店なんですが、お値段はとってもリーズナブル。
いただいたのは、お安いほうのコースでしたが、こんなにたくさんの品数、
すごく豪華で、そしてなんと美味しいこと!
友人との久しぶりの会話を楽しみながら、じ~んわり幸せをかみしめた私なのでした。

というわけで、今日の菜の花料理(笑)。目黒 うしやまの、お煮物です♪
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    鴨射込み牛蒡
    ほたて
    高野豆腐
    菜の花
    梅麩

たかがお煮物、だけど、プロの料理人の仕事って、まったく素晴らしい!


         有名な、目黒川沿いの桜並木。 この日はすっかり冬景色でしたが・・・

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お花の咲く頃日本に居れたら、ぜひ歩いてみたいところです。
そして うしやまで懐石料理と美味しい日本酒をいただけたら、、、
それは最高に幸せな、日本の春かもしれません♪

うしやま
東京都目黒区目黒 2-8-4 ☎03-3492-1001 月曜定休

ランチ   11: 30~ 14: 30 (LO13:00) コース料理 3,600Yen/5,250Yen
ディナー  17: 30~ 22: 30 (LO21:00) コース料理 5,250Yen
ウェブページは、こちらです。  http://www.tsuiteru.com/gr/usiyama/
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by hirorobox | 2009-02-27 11:12 | 日本編Japan

図書館が好き♪ 村上春樹とエルサレム賞

なんでだか好きなんです、小さい頃から、図書館通いが。。。

最近あっちこっちに移動ばかりですが、現地図書館は必ずチェック。
それは素晴らしい図書館からしょぼいのまで、国により、自治体により、
いろいろ見てきましたけれど、、、
まあどこにいてもありがたく利用させていただいてきました。

そういえば、アルアインには公共図書館を見かけません。
UAEには、図書館てないのかなぁ?
次の滞在中は、図書館探しを目標のひとつにしてみることにします。^^

日本では、車ですぐのところに大きな図書館があって、とても便利です。
時々、なんの用事もない時でも、時間があるとふらりとでかけて、
その時々に目に付いたり興味のある本を読んでみたり・・・
本屋さんと違って、じっくり座り読み?できるのがいいですね。

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特に、この居場所の定まらない風来坊のような生活が始まってからは、
モノは持たない!増やさない!の超シンプル生活が基本となりました。
本に関してもしかりで、日本では、この狭いマンションへの引越しを期に、
本は1冊も所有しないというポリシーのもと、新生活がスタートしたのです。

必要な本は、図書館で借りて読むか、ブックオフで買って読み捨てにします。
でも、やっぱりいつの間にか、じわじわと
どうでもいいような本が手元に増えてきちゃってますが。^^;

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村上春樹さんの小説は、学生時代くらいから好きで、
出版された本はほとんど読んできました。
でも性格的に、どれも深く深く読み込んだというわけではないので、
だいぶ忘れかけているもの、印象の薄れてしまったものもありますけれど。^^;
それに、手元にあったのは全部処分してしまったので、
読みたい時は図書館で。(笑)

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熱烈なファンというわけではないけれど、彼の著作を好むいち読者として、
今回のエルサレム文学賞受賞の騒動は、ちょっと複雑な気持ちで見守っていました。
賞を受け取りにイスラエルまで行ったと聞いた時は、
なんとなく裏切られたような感じ?さえ受けてしまったのですが、、、

後に、彼の受賞スピーチのニュースを聞き、
特にネットでスピーチの全文を発見して、それを読んでからは、
ああ、彼はこれを言うためにイスラエルに行くことにしたのだな、と理解しました。

「壁」のことは、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」にでてきます。
スピーチの中で彼は、「壁」と「卵」の話を比喩として持ち出しましたが、
自分は「卵」の側につくと言い切った彼。
「壁」側であるイスラエルの行動を批判したということに関しては、とても明白でしょう。

'03年に受賞したアーサー・ミラー氏は、授賞式には出席せず、
録画したイスラエル批判の受賞スピーチをイスラエル側に送ったそうです。
これを見た当時のエルサレム市長が、ものすごく激怒したとか。^^;
でもその記録はあまり残っていないようで、私は見つけることができませんでした。

逆に、村上春樹さんは、あえてエルサレムに行くことを選びました。
そしてゲストとしての立場で、その場で許される限りの批判を、大変スマートに、
直接彼らの前で述べたのでした。

彼のスピーチは、出席者たちの拍手でしめくくられました。
出席者は、多くのイスラエル人、そしてエルサレム市長もいる中で。
作家である彼は、プロフェッショナルである言葉を武器に、
自分の意見をしっかりとその場で表明しました。
彼なりのやり方で、最善を尽くして「システム」と闘ったのだと思います。

スピーチの全文は、こちらに載っています。
日本語への翻訳は、いろんなかたがされていますが、こちらなどはいかがでしょうか。

日本のニュースなどでは、都合のいい部分だけを切り貼りして伝えているようで、
彼の真意は伝わらないと思います。
ご興味のあるかたは、ぜひ全文をお読みいただくことをお勧めします。

**********

話変わって、ドバイオープンテニスでの事件ですが。
イスラエル国籍の選手がUAEへの入国を拒否されて、参加することができなくなり、
大変な騒ぎになりました。
後に男子イスラエル選手の方は特別許可で入国し、参加できることになったようですが。

この件で、開催国UAEはものすごく批判を浴びていました。
スポーツに国境はないのに、政治と一緒にするなと。

でも、アラブのほとんどの国では、パレスチナを占領してできたイスラエルという国を
国家として認めておらず、国交がありません。
イスラエルのパスポートでは入国できないのです。
イスラエル人ではなくても、パスポートにイスラエル入国歴があるだけで
入国を認められないことさえあります。
それなのにスポーツ選手だけは特別、というのも無理な話だと思います。

誰も生まれてくる国を選ぶことはできないし、国籍を自由に選ぶこともできません。
その人の与えられた場、与えられた環境の中で、精一杯やっていくだけ。
この場合、「壁」はUAEで、「卵」はイスラエル選手ということになるのでしょうか?

う~む、でも現実にある「壁」の中に閉じ込められたパレスチナ人たちは、
国籍もなく、パスポートもなく、自らの身を守るために国外に逃げることさえできないで
休戦中でも断続的に続く攻撃に、日々おびえて暮らしているのです。
オリンピックに出場もできないし、ドバイオープンテニスにだって。

矛盾だらけの世の中です。。。
私のけっして賢いとは言えない頭は、どんどん混乱するばかり・・・(汗)

ドバイオープン騒動について、その後のいろいろが、こちらのページに載っていました。
詳しくお知りになりたいかたは、ぜひご覧下さい。

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というわけで、(どういうわけで?笑)
今日の菜の花料理♪

塩茹でした菜の花に、桜えび、
だしつゆをちょろりと回しかけただけの
簡単な一皿ですが。

箸休めに、どうぞ~。

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そして、おもわず買ってしまった、
春の和菓子セット♪

ティータイムには緑茶を入れて~、

4ついっぺんにぜ~んぶ食べてしまいました。
あらら。。。
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by hirorobox | 2009-02-24 16:43 | 日本編Japan

美術館巡り&朝カレーで元気?! 

千葉ポートタワーのお隣にある県立美術館。
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ソメイヨシノの蕾みも、日に日に膨らんでいるようです。
あとひと月もしたらきっと咲き始めるのでしょうね!
今年は日本でお花見ができるかしら?
う~ん、その時期は、多分UAE。 ちょっと残念ですが。。。

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ここでは、藤田喬平というガラス工芸家の、
特別展が開催されていました。

素晴らしい作品の数々が、
幻想的なライティングの中に
ほんわりと浮かぶように展示されていて、
とても素敵な展覧会でした。


火と熱の中からできあがるガラスの作品が、どうしてあんなにしんとした
深い水の底にいるような、静かな存在感のあるものになるのでしょうか。
友人に吹きガラスの作家さんがいますが、汗だくの中で作るという彼女の作品も、
同じように、とても凛とした、深い静けさを感じるものばかりです。

展覧会は撮影禁止だったので、会場外で撮った写真をいくつか。
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**********


一方こちらは、街中にある千葉市美術館です。   1階は、レトロなホールになっています。
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昔あった銀行の建物だそうです。 ちょっと素敵な空間なんです。
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ここの美術館も撮影禁止なので、写真は撮れませんでしたが、
竹久夢二と浮世絵展をやっていました。
常設の、地元ゆかりの画家のかたたちの作品も、少しずつ増えてきているようでした。
千葉の素敵な風景画など、いろいろあるんですよ♪

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貸しホールでは、
千葉大学の学生さんたちが
作品展を開催していました。






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学生さんたちの作品の中でも、
このたくさんの木彫りのスプーンの
オブジェが、なんとも可愛くて♪

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スプーンひとつひとつに、小さなメッセージがついているのです。
「すももの優しい気持ちをすくう」とか、
「届かないものをすくう」とか、
読んでいると、なんだか気持ちがほんわかしてくるような。

千葉市美術館に行った日は、穏やかなとてもいいお天気で、
歩行者天国で開かれていたフリーマーケットを見て歩くのも楽しかったです。

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あ~あ、UAEのスークも、こんなふうに
女ひとりでぶらぶら、気楽に歩いて回れると楽しいのですけれどね・・・(笑)

**********

ところで、朝ごはんにカレーを食べると、脳と体が活性化されていいという話を聞き、
さっそく試してみましたよ~。(笑)
残りカレーを温めて、塩茹でした菜の花と、揚げポテトを添えてみました~。朝から。(笑)
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マリナーズのイチロー選手は毎朝カレーを食べているとか、
受験生の間でも、朝カレーがはやっているとか、、、本当ですか?

私は、朝からがっつりカレーも全然平気で、ぺろりと完食!(爆)
このボケボケの脳と身体も、これでしゃきっとするでしょうか???
朝のコーヒーと、カレーの組み合わせは、どうも微妙な感じが致しましたが、、、(汗)
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by hirorobox | 2009-02-23 11:19 | 日本編Japan

千葉ポートタワーと春の花♪

それは、よく晴れた風の強い朝でした。
今日は富士山が見えるかも?と思い、ポートタワーに上ってみました。
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エレベーターに乗って、びゅ~んと上まで行くのです。
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最上階に着きました~。
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富士山は、こちらの方向に見えるはず・・・
なのですが、水平線のあたりが霞んでいて、この日は見えませんでした~。残念。(涙)
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マンションの屋上に上って、海の見え具合を確認してから来れば良かったかも。
このエレベーターに乗るのに410円かかります。高いか安いかは、考え方次第でしょうか。(笑)
せっかく上ったので、展望室をぐるりと一回りしてみました。

こちらが幕張方面
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こちらが千葉市街
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大きな製鉄所のある工業地帯方面
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千葉県には、日本の空の玄関口、成田空港がありますが、
海の玄関口としても、千葉港は日本一の面積を誇り、日本三大貿易港のひとつだそうです!
なんちゃって~、ちょっと自慢?(笑)
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地上に降りると、風はずいぶんおさまっていたので、千葉ポートパークもひとまわり。
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おお~、河津桜が咲いていました! 
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青空にピンクの桜、ああ日本の春です~♪
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そしてこちらも、春を告げる花。 黄色い、可愛い、ミモザの花が。
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この木の枝にぶら下がっている実が、
なんだかとっても可愛かったのですが・・・

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冬に見ると、我慢大会のようなウィンドサーフィンも、今日は気持ちが良さそうでした~。
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おまけ。
これが菜の花のパスタ、ホワイトソースバージョンです♪ えのき茸入り。
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その後のデザートは、
ふんわり、こってり、チョコバナナケーキ♪

い、いや、、、
毎日ちょっと食べすぎだってことは、
わかってはいるのですが・・・^^;
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by hirorobox | 2009-02-21 20:06 | 日本編Japan

花の美術館・春の花と、菜の花パスタで、春づくし♪

先週末、千葉は最高気温が26度まで上がって、びっくりでした~。
ゴールデンウィークあたりの陽気だったようで、
公園では半そで姿で、日向ぼっこする人々や、元気に遊ぶ子どもたちの姿が。

2、3日前からまた少し寒さが戻ってきましたが、もうすっかり気分は春いっぱいです♪
大好きな花の美術館に行って、春のお花をたくさん見てきましたよ~^0^

車で向かう道すがら、日本のドライバーたちの穏やか~な運転に、心洗われ~・・・
道をゆずることなどおよそ考えられない、われ先に行くのが運転マナー?のUAEで、
知らないうちにすさんでしまっていた(???)私の心が、
少しずつ解きほぐされていくようでありました~。(笑)

                わ~い、2ヶ月ぶりの、花の美術館で~す。
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前庭の季節のお花のアレンジがいつも楽しみなのに、なんだか大掛かりな工事中でした。
噴水広場を作るらしいです・・・お花のお庭ではなくなってしまうのね~。ちょっと残念。

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                   さっそく館内へ入ってみましたよ~。
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                         おおお~♪
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                         春だ~♪
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                         春ですよ~♪
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今回私のハートを射止めた春の花は、ムスカリです。 なんて可愛いお花でしょう!

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他にも綺麗な春のお花がいっぱいで、心うきうき♪
幸せだな~。。。 いつの間にか、ニコニコしながら歩いていました。

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そして、春の花と言えば、やっぱり菜の花! 花の美術館にもたくさん咲いていましたが・・・

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お花を愛でるのもいいけれど、食べても美味しい、春の味♪(笑)
今日は、rikushiさんのレシピで、菜の花のパスタを作るのです!

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帰り道、しっかりスーパーでお買い物。
ハウスのイタリアンハーブソルトも
忘れずに買いました。^^

わ~い、菜の花のパスタ、できあがり~。
とってもおいしくいただきました♪

春の香りいっぱいのパスタ、
とっても簡単にできちゃいます。

rikushiさんのレシピは、こちらで~す。
よろしかったら皆様も作ってみて下さいね!




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デザートは、
いただきもののキュートな一口ういろう。

可愛い~♪ 美味しい~♪♪♪

こんな私の、
春いっぱいの一日でした。^^
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by hirorobox | 2009-02-18 20:04 | 日本編Japan

私の見たUAEの光と影、ものすご~く私的な考察^^;

日本にいると、「ドバイって大丈夫なの?」と心配されることがよくあります。
私が住んでいるアルアインという街は、アブダビ首長国の中にあって、
ドバイではないのですが、人々の中では、UAE=ドバイというイメージが大変に大きいようで。
そしてそのドバイの経済が今、壊滅的な?打撃を受けて大変なことになっている
という報道を見聞きして、いったいそんな国に行き来したりして大丈夫なのか?と。^^;

私は政治も経済のことも何もわからないおバカな女なんですが、、、^^;

そのような心優しい、自分を心配して下さる人々を安心させるために、
私はまず、ドバイはUAEの首都ではなくて、7つの首長国が集まってできた
UAE(アラブ首長国連邦)という国の、一首長国なのです、という説明から入ります。

そして次に、世界的な不況のあおりを受けて、ドバイの経済は今
確かに大きな打撃を受けているようだけれど、それは「壊滅的」とはいえないと思うと。
たとえば、実際に破綻してしまったアイスランドという国や、
破産宣告を出した北海道の夕張市のような自治体なんかよりは
まだぜんぜんましな状態なのではないかしら・・・?と説明します。

豊富な石油資源があって経済的に安定しているアブダビ首長国のバックアップもあるし、
振り返って見れば、日本という国が10数年前のバブル崩壊で「壊滅」
したわけではないように、夕張市だって今、再生を図って頑張っているように、
ドバイだってまあいろいろ大変だろうけど、きっと立ち直っていくと思います~と。

そしてまた、UAEの肉体労働者の問題を扱ったテレビ番組を見た人から、
なんだかすごく非人道的で酷い国なのか?と聞かれることもあります。
私はその番組を見ていないので、詳しい内容はわからないのですが。

でも、UAEに来ている貧しい国からの出稼ぎブルーワーカーたちの姿は、
私が実際に住んでいる街でも身近に見かけるし、
自分なりにいろいろ思うこともあるので、そのことを話したりします。

これは、お散歩中に撮った、ところどころにあるご近所の建設中の豪邸の数々なのですが、
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それを作っている労働者たちが住んでいるのは、このようなところ。
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壁の釘にかかった上着の数をみると、この小屋には7~8人で住んでいる様子。
窓もない掘っ立て小屋で、決して快適な住居とは言えなそうですが、
外の庇の下に置かれたピクニックチェアーと、その前に植えられたオレンジ色のお花が、
私の心を、少しだけほっこりさせてくれました。

こちらの写真の小屋は、建設中の建物の敷地の、庭の木陰に建てられていました。
ここにも4~5人の労働者が住んでいるようです。
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小屋の脇には、廃材を使ったこんな手作りのテラスが。^^
休憩中に、ここでお茶を飲みながら談笑する労働者たちを見かけました。
私は彼らからガン見されるので、その時は怖くて、写真はおろか、
そそくさと逃げるように歩き去ったのですが。。。(汗)
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ワディ沿いの空き地で見かけたもの。
小屋が立っていた跡か、手作りテラスの残骸?(笑)だと思います。
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UAEの住まいの近所は、静かな住宅街で、
広くて立派な、まるで宮殿のように素敵なお家がたくさん建っているのですが、
そんな豪邸に当たり前のように住むUAEナショナルと、
その家を建設する外国人労働者が住む貧しい掘っ立て小屋のコントラストは、、、
正直、それらを初めてまのあたりにした時は、ちょっとしたショックで、胸が痛みました。
でもそれも、だんだん見慣れた風景になっていったのですが。。。

それは昼間に外を散歩できるくらいの、快適な気候の冬だったせいもあるかもしれませんが、
戸外で働く労働者たちの姿に、そんなに悲壮感は感じられませんでした。
でも、最高気温が50度近くにもなる真夏の炎天下の彼らの姿を見たら、
また違う印象を受けるだろうとは思います。

まあ、これは、私が実際に見たこの国の、
米粒ほどのほんの一部の労働者の姿でしかありませんが、、、
外国の報道番組では、彼らの状況をどのような形で伝えているのでしょう。
まるで奴隷のような扱いをして、UAEって酷い国、という反応をされることがありますが、
それはちょっと違うような気がします。

だって、彼らは自分の意思でこの国に働きに来ているのです。奴隷ではありません。
彼らなりの方法でお金を稼いで、自分が生活したり、母国の家族に送金したりしているのです。
UAEに来るのにブローカーにお金を渡しているから、
つらく酷い状況で、国に帰りたくても帰れないという話を聞いたりもしますが、
それはUAEの責任ではなくて、労働者の母国のブローカーの強欲の問題で。。。

劣悪な環境に住まわせ、低賃金で働かせて、と言うのも、
彼らの母国の環境に比べると、だいぶましな暮らし、そして賃金もとても良いのでしょう。
この世の中は、とても不公平にできています。
悲しいし、本当にひどいことだと思いますが、それが現実です。。。
フェアじゃないと憤るなら、それはUAE政府や、労働者を使うUAEの会社に対してではなく、
世界中の、この理不尽なまでの富の不均衡に対して
問題意識を持たなくてはいけないのではないかと思うのですが。。。

UAEは、この国に働きに来たいと希望する貧しい国々の単純労働者に対して、
とてもフェアだと思います。
だって、その人を必要とする仕事場があって、その人がその仕事に就いている間は、
UAEはちゃんと労働者として受け入れてくれるのです。
日本をはじめ他の先進諸国には、彼らは、仕事を得るために入国することすらできないのに。

そしてUAE政府は、労働者が汗水たらして得た賃金から1ディルハムの税金さえ取りません。
日本政府が、世界中の貧しい国の人々のために、「仕事があるならどんどん来てもいいよ~
日本人よりは安い賃金だけどね~」と、門戸を開き、
税金だって1円も取り上げないなんてこと、考えられるでしょうか。。。

な~んちゃって^^、 冒頭でも言ったとおり、これは、政治のこと、経済のこと、
国際問題等々な~んにもわかっていない私の浅はかな考察ですし、
UAEと日本を行き来しはじめて、自分の目で見たこと、感じたことをありのままに
検証も、別段推敲もせず書いているだけなので、勘違いや、間違って理解している部分も
多々あるかとは思いますが・・・
もしかして、おいおい、それは違うだろう、たわけ者めが!というところがありましたら、
批判ではなく、どうぞ優しくご教授いただけましたら幸いです。^^

というわけで、風評被害といいますか、ドバイへ来る観光客もめっきり減ってしまったようで、
このいい季節なのに残念だな~と思っております。
でも逆に、人が少なくてゆったり観光できそうな状況ですから。(笑)
ホテルやツアー料金もずいぶんディスカウントされているようですし、
円のとっても強い今、UAEは、海外旅行のお勧めスポットでございます。

ドバイ空港で有名な?あの、豪華景品宝くじは、まだ続いているようでしたよ~。
先日、空港に飾ってあったのは、これらの車。
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こんな素敵な高級車が、1000人に1人の割合で当たるらしい!
(一口500ディルハム約1万5千円)
あとは1億円が当たる宝くじもあるそうです。
(こちらは5千人に1人の確率、一口1000ディルハム約3万円)

私は宝くじって買ったことないのですが、、、
挑戦してみたいかたは、ぜひUAE旅行へどうぞ~。^^
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by hirorobox | 2009-02-17 07:28 | アラブ編U.A.E.

美しの国日本で、バレンタインのへなちょこ手作りケーキ^^;

またしても、びゅびゅんと帰国でございます。
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今回は、綺麗な青空が、私を迎えてくれました。
九十九里浜の美しい海岸線です。 ああ、日本って、素晴らしい!
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ゴルフ場の芝生に、飛行機の影。
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砂漠の国から帰って来ると、乾燥してるはずの日本の冬も、
なんとなくしっとりして見えるから不思議です。。。

さっそく迎えたバレンタインデー。
旅の疲れもあり、女の子が群がる熱気むんむんのチョコ売り場に出かける元気は、
まだでそうになかったので、家にある材料で、簡単ケーキを作ってみました♪

お菓子の達人がいっぱいいらっしゃるここで
私のへなちょこ手作りケーキを公開するのはちょっぴり恥ずかしいのですが・・・
小さな写真をちょこっとだけ。(笑)

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ヘルシー志向をめざし、通販のおまけについてきたこんなの、入れてみました。
あとはバターの替わりに、エクストラバージンオリーブオイルにして、バンボーデンのココア、小麦粉、卵、お砂糖が入っています。

材料を順番にがーっとまぜて炊飯器で焼いただけの超簡単ケーキなんですが、^^;
結構しっとり美味しくできました~。^^ 

表面クレーターができちゃってるし(汗)、きめが粗いのはどうぞ見逃してやって下さい。^^;



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アルアインのスイーツ屋さんで買いこんできたお気に入りのクッキーたち。
スーツケースに入れられ、飛行機で運ばれてくる間に、こんなにぐっちゃぐちゃになっちゃってましたが・・・

これを使ってデコレーション♪



                ☆ 皆様どうぞ、素敵な Valentin's Day を! ☆
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by hirorobox | 2009-02-14 12:36 | 日本編Japan

ハフィート山の麓に、新たな発見!Ain Al Faydah

ほとんど週1くらいで足しげく通っている、お気に入りの砂漠の温泉。^^
先日も、足湯して来ようか~と、夕方ちょこっと出かけた時のことです。

Green Mubazzarah に向かう最後のランドアバウトで、
ふと「このAin Al Faydahって方向に行ってみようか」と、
気まぐれでその先を直進してみました。

そうしたらそこには、なんと、ちょっとびっくりするくらい広くて大きな、
公園や、ホテルや、プールや、レストランなどがある複合施設が現れました!
あらら、こんなところが???と、それはちょっとした驚きで。

車で一回りしてみると、奥のほうにはコテージ風の一軒家の宿泊施設もあります。
公園はいくつもあって、「女性専用」もありましたよ~。
おお、これは素敵な発見です!

でも全体的に古く、なんだか寂れた感じです。
お手入れも、とても行き届いているとは言いがたい部分がありました。
モスクは改修中のようだし、道路にはひびが入り、ホテルも薄暗く・・・
なんとなく20年前くらいに流行ったレジャーランドの悲哀、みたいな雰囲気が。。。汗

でも部分的に、とても美しく整えられている公園などもあって、
子どもたちが遊んでいたり、ピクニックをしているローカルの大家族もいます。
足湯に行きたかったので、ここではあまりゆっくりできず、
この日はぐるりと一回りしてみただけなのですが、、、こんな感じでした。

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こういう万国旗がいたるところにはためいていましたが、
ふと、アメリカの国旗がひとつもなかったのは・・・なにか意図的なものだったのでしょうか。。。
日本のは、3つも見かけましたよ。^^
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ホテルのフロントで宿泊料を訊ねたら、一泊200ディルハム(約6千円)と、
まさか今時のUAEのホテルの宿泊料とは思えないような金額で、びっくり。

日本でいうなら、地方にあるずいぶん鄙びた公共の旅館か民宿か、といった風情のホテルです。
このきんきらの国で、ドバイなどの星がいくつも付いた高級ホテルとはまた違った、
地味で意外なローカル宿泊体験をしたい向きには、興味深い宿かもしれません。

実際、宿泊客らしい人たちの中に、外国人の姿は見かけなくて、
コテージが建っているあたりに、ローカルエミレーツの姿がちらほら、といった感じでした。
連れが、フロントの人に「泊まれるのはUAEナショナルだけですか?」と質問してしまったくらい。
でも、外国人でもぜんぜんOKのようでした。^^

私は、「女性用公園」というのに大変興味を持ったので、
今度またゆっくり探検に来て、お花の写真なんか撮ってみたいです。^^

その後に行った、いつもの麓の温泉で。 おお~、綺麗なお月様がのぼってきました。
素晴らしい満月の日でした。
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**********

また日本に数週間戻りま~す。
こんな感じで、1ヶ月おきくらいに行ったり来たりの生活が続きそうです。
なんだか落ち着かなくて、疲れます~。^^;

日本からもぼちぼち更新しますので、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
「女性専用公園」レポートは、また来月のお楽しみに♪^^
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by hirorobox | 2009-02-11 09:43 | アラブ編U.A.E.

広々ワディのサイクリングは、超楽しい♪

というわけで、私の金色自転車と、MT氏の貸してくれた自転車で、
ワディの遊歩道をサイクリング~♪の夢が、ついに実現しました!^^
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歩いてお散歩に行くと、遊歩道までたどり着き、少し歩いただけで疲れてしまうのですが、
自転車だったらすいすいと、どこまでも行けちゃいそうな感じです~。

とはいえ、この国の自転車、日本で売っているような
至れり尽くせりの完璧自転車とは違って、問題もたくさん。。。^^;
その筆頭は、この固~いサドルでございます。

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こんなに細くて固い小さなサドルで
私の大きなお尻を支えるのは大変で、^^;
すぐに痛くなっちゃいます~。
こんな痛い自転車は、アメリカでもフランスでも乗ったことありませんよ~。(涙)
はじめは、子供用だからかな?と思っていたのですが、よく見ると、この自転車、サドルを支えるスプリングが付いていません。振動がダイレクトに伝わって、すぐに痛くなってしまうのですね。
連れと交代してMT氏の自転車にも試しに乗ってみましたが、同じような感じでした。
たかかスプリング、されどスプリング、自転車の構造も奥が深いですね~。


自転車屋さんは、この自転車はタイ製だと言っていました。
安全で乗りやすいママチャリみたいのがあったらよかったのですが、
日本製の自転車なんて、高価すぎて仕入れられないそうです。
車を作る技術もそうだけど、日本の自転車って、きっとすごい完璧な技術に基づいて
故障もせず、乗り心地よくできているのだろうな~と、
ちょっぴり誇りに思ってしまいました。

で、その痛さにもめげず、ある日、この遊歩道の終点を目指し、頑張って走ってみました!
途中、砂嵐でこんな感じになってしまっている場所もいくつかあり、、、
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ラクダさんの落し物も発見!
ここはラクダさんの散歩道にもなっているのですね~。(笑)






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う~む、この5.5kmというのは、
どこが起点になっているのか、謎ですが。。。







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そしてついに到着~!
ここが遊歩道の終点のようです。
終点というか、とりあえずここまで完成、
といった感じの場所でしょうか。




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ワディはまだまだ続いていたので、
きっとこの後もずんずん伸びて、
もしかしてアブダビまでだって
自転車で行けてしまうかも?
(ってそれは無理^^;)



この日は、太陽の沈む方向に向かって進んでみたのですが、
反対の、街の方向に向かって行くと、スーパーマーケットのLuLuや、
あの素敵な眺めの丘まで行けてしまうという噂も聞きました。
(歩いて4時間くらいかかったそうですが。^^;)

サイクリングはすごく楽しい♪のですが、
男性からの凝視に遭う頻度は、歩いている時よりも多く、さらに露骨になる感じです。^^;
女が自転車に乗っているというのが、ものすごく珍しいせいなんだろうと思います。

途中、建設現場の近くを通ったり、
干上がったワディでサッカーに興じる人々の脇を通り過ぎたりする時、
工事の手が止まり、サッカーの足が止まり、(笑)
視線が一斉に自分に注がれるのを感じて、う~ん、ちょっとびくびくしちゃいます~。

あ~あ、この国では、サイクリングを楽しむのも、やっぱり連れのお供がないと
ひとりではなかなかできない現実があるようです。。。(涙)

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*おまけ*

きんきら自転車に、
お店の人がおまけでつけてくれた鍵も、
きんきらきんの金色です♪
アラブっぽい~。^^
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by hirorobox | 2009-02-10 07:52 | アラブ編U.A.E.

自転車と、ガードマンAD氏・MT氏の話

デザートスカッシュを見つけたあのワディ沿いの遊歩道を発見して以来、
自転車を手に入れることが、私のちょっとした夢になりました。
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散歩中、この道をサイクリングをしている人を見かけたことは、
一度もありませんけれど・・・
そもそも、この街のどこでも、自転車に乗っている女の人を、
いまだかつて見たことはないのですが・・・

すっごく気持ちのいい季節なんです。
そして、広々として静かで誰もいない、どこまでも続いていそうな遊歩道。
この道の先にはいったい何があるのでしょう?
自転車に乗って確かめに行きたいな~と、冒険心がむらむらと、、、(笑)

こんな夕日に向かって自転車を走らせられたら、楽しいだろうなぁ!
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さて、私たちが住んでいる建物の、エジプト人のガードマン、AD氏とMT氏。
とても親切で、こまごまとした家の修理や、頼みごとなど、
なにくれとなく私たちの面倒を見てくれます。
まずは、彼らとの馴れ初め?からお話しましょう。

去年、連れが一足先にこの国に着き、初めてこの街のこの家にやって来た日のことです。
シャワーを浴びて、長時間の移動で疲れた体を休めたかったのに、
お湯が一滴も出なくてなんとシャワーが使えなかったそう。
バスルームは2つあるのですが、そのどちらともです。^^;

外のプールのシャワーは水しか出ないし、しかたがなくて
ガードマン氏たちの住む小さなお部屋の、バスルームをお借りすることになったとか。
修理には何日もかかり、、、というか、結局いつまでも直らなくて、(汗)
ついには、住む部屋自体を移動することになったのですが。(爆)
ということで、連れが彼らのバスルームを借りる日は、何日も続きました。(大汗)

ガードマン氏たちは、とても小さな部屋に寝起きしていて、
共同で使っているたったひとつのシャワーを、親切にも貸してくれていたのです。
連れはこの件では本当に彼らに感謝して、シャワーを借りに行くたびに、
心付けをお渡しして、その気持ちを伝えていたそうですが。。。

以来、とても親しくなった、連れとガードマン氏の間柄。(笑)
カーテンレールを取り付けるのに壁に穴を開けるときも、
洗面台の下から水漏れが起きたときも、
キッチンのファンが回らなくて問題があったときも、
連れがお願いすると、いつでも速攻で助けに来てくれました。
(こういった迅速な対応というのは、この国では大変稀なことなんです)
それに、そういう修理の仕事は、ガードマンの仕事じゃないのにもかかわらず。

そんな彼らの親切のはじまりは、最初は連れの渡すチップのせいだったのかもしれません。
でもそれ以外にも、連れが彼らと接しているうちに、お互いの中で徐々に育っていく
信頼関係とか、心の交流のようなものが、確実にあったようで、
今では彼らの中で、私たちの存在や頼みごとは、この建物に住む他の誰よりも、
トッププライオリティーに位置している様子であります。ありがたいことに。^^

ガードマンAD氏は、現在1ヶ月の休暇中で、母国に帰っています。
それはちょうどガザが攻撃を受けている真っ最中のことで、
彼の家族はエジプトの、そのガザとは目と鼻の先の隣接地に住んでいるらしく、
とても心配そうな、それはいたたまれない様子だったそう。
連れはお餞別をたくさんあげたと言っていました。
あの地域の人々にしてあげられる助けが、こんなことくらいしかなくて残念だとも。

残されたMT氏が、今はひとりでお仕事がんばっています。
そのMT氏が、なんとこの建物の中でたったひとりだけ、自転車を持っているのです!^^
中古で買った古い自転車のようですが、彼にとっては高価な買い物だったことでしょう。
その自転車を、彼は、なにくれとなく親切な連れに、お礼の気持ちからか、
いつでも自由に使って下さい、と言ってくれたのです。

さてある日、その自転車を借りて、連れは例の遊歩道を偵察に出かけました。
帰って来るなり、「きっと楽しいよ、君の自転車を買いに行こう!」と。(笑)

だけど、どこを探しても、この街で女性用の自転車を売っているお店は一軒もなくて。
探しながら数日間が過ぎました。
MT氏にも、もし見つけたら教えてとお願いしました。

そしてある日、ついに、街の小さな自転車屋さんで発見!!!
かわいい金色自転車!(でもこれは多分、ちょっと大きな子供用だと思います・笑)
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わわわ~い! ついに自転車ゲットです♪
車から降ろすのももどかしく、建物の前を自転車に乗って走ってみると、
ゲートで番をしていたMT氏が、そんな私を発見して、初めて!私に笑ってくれました。
というか、思わず見て、思わず笑っちゃったといった感じでしょうか。
こんな子供用の自転車に得意げに乗って、嬉しそうにしている立派な大人の女を見て、
すごく可笑しかっただけなのかもしれませんけど。^^;

これまでにも何回か、この国の外国人労働者の困ったチャンの
執拗なまなざしについて書いてきましたが、^^;
それは見知らぬ女性に対してだけのことなのです。

AD氏もMT氏も、一歩街に出れば、外国人女性をガン見しているのかもしれません。
でもここでは、もし私のほうから彼らに挨拶しようとしても、とても恭しく接してはくれるものの、
私と直接目を合わせたり、私の方を見ようとすら絶対にしないのでした。
これは、連れのパートナーとして、私はイスラム式に最大限の敬意を受けているからだと
理解しています。 でも違う文化の中で育った私にとっては、
彼らと直接心の交流ができないのは、とても寂しいことでした・・・

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というわけで、ひょんなことから
MT氏の笑顔を引き出せたことは、
私の中でちょっとした嬉しい事件でしたよ♪


・・・自転車の話から、
なんだかどんどん長くなってしまったので、
楽しいサイクリング徒然話は、また後ほどに。^^



これが、私のキンキラ自転車、
アラブ風です♪(笑)
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by hirorobox | 2009-02-09 13:04 | アラブ編U.A.E.