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甘~いサクランボの木と、給食の話。

1ヶ月少し前のこと、
運河沿いの散歩道に行く途中に、満開の白いお花がとても綺麗だった桜の木がありました。
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お花はあっという間に散ってしまったのですが、
その後には、みどり色のサクランボの赤ちゃんが、こんなふうにい~っぱいついているのを発見。
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そして先日、久しぶりにこの道を通って運河沿いのお散歩に行ったら、
なんと、この小さな木いっぱいに、サクランボの実が、たわわに熟しているではありませんか。^0^
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おおお~、すごいですよ~。
小さい頃、校庭の桜の木になっていた、
懐かしの赤くて小さなすっぱいサクランボとは違います。
皮の固いダークレッドの、大きなアメリカンチェリーともぜんぜん違うし・・・
それは、まるで山形の高級サクランボ・佐藤錦?みたいな、オレンジ色の可愛いサクランボ♪
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道端に生えているこの木は、ほんとうに、誰のものでもないのでしょうか。
運河沿いのイチジクみたいに、
UAEの街路樹のデーツの実みたいに、
とおりすがりの者が、勝手にとって食べていいものでしょうか。。。
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日本人な私は、こんな時、「え?そんなことして、いいの?」と、すごくドキドキしちゃうのですが、
「どうせ生った実は、鳥が食べるか、地面に落ちて腐っちゃうだけだよ」と、
連れは、もう、枝からもいでパクパク口に入れています。

「ほら、甘くて美味しいよ」と手のひらいっぱいに乗せられて、結局、私も恐る恐る食べてみました。
わ~、甘~い、すごく美味しいサクランボです!
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思いもかけず、サクランボの木の下で、もぎたてのサクランボを洗いもせずにほおばりながら、
種を飛ばし、まるで子どもの頃に戻ったような、楽しいひと時を過ごしました。
こんなことができるなんて、なんて贅沢なことかしらと、
ほんのちょっぴり胸にちくりとした痛みを覚えながら・・・

************

姪っ子と甥っ子の住む、事故のあった原発近くの市では、
市長から、「学校給食には地元の野菜を使うこと」という、専制的なお達しが出たそうです。
そんなこと、市長さんが勝手に決める権限があるなんて、びっくりです。
その話を聞いて、これは、なんて理不尽な「強制」なんだろうと、私は思いました。

そこに住む子どもたちは、今まで、「ただちに健康に害はない」と言われ続けながら、
それでも原発事故による被爆を、確かに受けてきているというのに、
さらにこれからも、食べ物による内部被爆を、強制的に受けなければならないなんて・・・
なんとも言いようのない、不安と悲しみを覚えています。

農家の人たちを救うため、地元の経済を立て直すため、風評被害をなくすため?
大義名分はあるのでしょうが、
大人と違って食べるものを選べない、一番弱い子どもたちに対して、
それが正しい方法だとは、私はどうしても思えないのですが。

砂場でのびのびと遊んだり、
原っぱに安心して寝転がったり、クローバーを摘んだり、
学校のサクランボの実をとって楽しんだり・・・

汚染のひどい地域に住む子どもたちが、
そんなことを、当たり前にすることができる日が来るまでに、
いったいどれくらいの時間がかかるのでしょう?

これまで満喫してきた便利さや効率と引き換えに、
私たちは、いったい今、
現地の子どもたちに、どんな犠牲を負わせているのでしょう。

=== 訂正 ===

いわき市長自身が「学校給食には地元産の食品を使う」と言ったという話には、
事実誤認があるようですので、訂正させていただきます。

現在、甥の通っている小学校では、給食センターが被害にあって使えなく、調理ができないので、
パンと牛乳だけの簡易給食が出されているのですが、
この牛乳に関して、安全宣言が出されたので、地元産のものを使うことになったらしいです。

ただ、安全宣言とはいったい何でしょう?
たとえ食品から検出された放射線量が基準値以下であっても、ゼロではありません。
それに、放射線量の測定方法に関してじたい、大変疑問なところがあるようです。
牛乳は複数の農家から来たものを混ぜてから測定する、とか、
野菜は水で洗ってから測定する、とか。(←これって、まったく意味ないですよね)

調理された学校給食がスタートしたら、様々な地元産の食材が、
「基準値以下」であることを理由に材料として使われるようになります。
母と電話で話したのですが、大変心配しており、
「許されるなら、お弁当を持たせることになるかもしれない」と言っておりました。
今の牛乳だって、できるなら汚染されていない産地のものを個人的に持たせて
飲ませたいところではないかと思います。

ただ、教師の判断にもよるらしいですが、
基本的には、アレルギーか、宗教的な理由がない限りは、
出された給食を食べずにお弁当を持参するということは、
日本の学校では、「わがまま」とみなされてしまうようです。

=== 訂正終わり ===


************

リラの花咲く季節も、いつの間にか過ぎていきました。
リラの花って、なんとなくフランスをイメージさせる花のような気がするのですが。
とても素敵な香りがします。
いろんな色合いの花があって、可愛い風情のお花です。

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そして、藤の花も、そろそろおしまい。
ここフランス南西部の街は、日本より一足づつ、春が早く過ぎていくようです。

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今は、バラの花が見頃を迎えていますよ~。 家々の庭を、それはゴージャスに飾っています。
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日本は、ゴールデンウィークに突入ですね。
どうぞ皆様が、健やかで、充実した、楽しいホリディをお過ごしになれますように。
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by hirorobox | 2011-04-30 02:24 | フランス編France | Comments(2)

サン・セルナン教会のコンサート

こちらは、トゥールーズが誇る、フランスで一番!美しい教会と言われている
(もしかしてそう言っているのはこの地方の人たちだけかもしれませんが)^^;
サン・セルナン教会。
その起源は、4世紀にもさかのぼるという、大変歴史のある古い教会です。

朝日を浴びた青空の下の教会も素敵ですが、、、
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アンニュイな曇り空にもとても映える、すごく綺麗なレンガの壁。
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パリの灰色のレンガとは違って、この地方でとれる材料で作るレンガは、
オレンジ色というか、ピンク色というか、とても綺麗なローズ色なのです。
だから旧市街は、どこもかしこもローズ色。
トゥールーズが、「薔薇色の街」と言われる所以です。

この素敵な教会で、復活祭の日曜日に、
パイプオルガンのコンサートがあるという情報を得たので、
行ってみることにしました。

メトロに乗ったらすぐですが、家から歩いてだって行けなくはないロケーション。
のんびりお散歩がてらてくてく行っても、1時間もかかりません。
運動にもなりますしね~、(またまたダイエットが必要なほど肥えてきた私・・・)^^;
歩いて行きましたよ!

いつもは人と車であふれかえっている街なかも、
イースターホリディに入って、人々は旅行や田舎に出て行き、こ~んなに静か。
まるでお正月の東京都心みたいな感じでした。
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混んでいないから、歩道はすいすい歩けます。
赤信号も、車が来ないのでサクサク渡っちゃう。
・・・この辺はすっかり、信号なんかほとんど無視の、フランス的習慣が身につきました。^^;

先日、ウィルソン広場のウィルソンさんが、こんなことになっているのを見て、ぷぷぷでしたが、
(メガネにご注目)
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この日は、ジャンヌ・ダルクさんも、そんなことになっているのを発見!
(このかたにもメガネが・・・) いったい誰が???(笑)
でも、壊したり盗んだりするのではないし、なんだかユーモラスないたずらですよね♪
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そんなこんなで教会に着くと、もうすっかり椅子は人で埋まっていましたが、
簡易椅子を貸してくれたので、それに座ってじっくり鑑賞。
とても雰囲気のある素晴らしい聖堂です。
今日はキャンドルに明かりが灯って、さらに素敵な感じだなぁ。
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しばらくすると、演奏がスタートしました。
それはもう、うっとりするようなパイプオルガンの響きです・・・
曲の合間に、復活祭だからでしょう、イエス・キリストの生涯だとか、
演奏曲の紹介とか、この教会のパイプオルガンのことだとか、
いろんな説明があったようですが、もちろんフランス語なので、私はちんぷんかんぷん。
もし理解できたら、さらにもっと楽しめたでしょうに、残念です。

これが、その由緒正しい、超有名なパイプオルガン。
すごく大きくて、美しくて、立派です。
その古さや由緒を知らない者でも、圧倒されてしまうような存在感があります。
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コンサートは1時間ほどでした。 うっとりと耳と心が楽しんだ1時間でした。
教会から明るい外に出た時は、なんだか妙に現実感がなくなっていましたが、
ピンク色の街を、てくてくまた家まで歩く間に、地に足が戻ってきた感じです。

途中、お花がいっぱいのいつもの公園で。
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傾いてきたお日さまの光の中で、ひなげしが揺れているのが綺麗でした。
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by hirorobox | 2011-04-26 08:07 | フランス編France | Comments(7)

あの丘の向こう

家のバルコンから、街並みの向こうに、なだらかな緑の丘が広がっているのが見えます。
この丘の上目指して時々お散歩に行くのも、
静かな日々の生活の中の、小さな楽しみのひとつになりました。

道沿いのお宅の小さなお庭や、交差点の花壇の綺麗なお花を眺めながら、とことこ歩いて行くのです。
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そして、車がびゅんびゅん走っていく高速道路の上の橋を渡ると、そこは丘の麓の住宅街。
新しい家がどんどん建っているのですが、
ふと静かな古い家がたたずむ、こんな村のような一角もあったりして、なんだか楽しいお散歩なのです。
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の~んびりと坂道を登っていくと、ほら、こんな素敵な眺めにも出会えます。
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このホテルみたいなファンシーな建物は、病院ですよ。
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そしてこちらは、丘を越えた向こう側の景色です。
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木立や建物に隠れて見えませんが、ゆったりとガロンヌ川が流れています。
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左手のほうに見える牧場みたいなところは、乗馬倶楽部。
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馬房には、お馬さんがたくさん。 近づいて行くと、みんなに注目されちゃいます。
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手をのばすと頭を擦り付けてきた、一番人懐こいお馬さん。
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綺麗なお姉さんが、颯爽と馬場を走っていました。
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                       可愛いポニーちゃんもいます。
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丘のてっぺんには、公共のレクリエーション施設のようなものがあって、
サッカー場やバスケットボールコート、公民館みたいな建物も建っています。
休日には、若者たちや家族連れでちょっぴり賑わいますが、街の中のような喧騒はなくて、
緑の中でのんびりお散歩ができる、なかなかお気に入りの場所なのです。
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本日の美味しい写真♪

マルシェでは、採れたて新鮮で、安全な野菜がよりどりみどり、しかもとってもお安い!
日本で暮らすかたがたの不安な現状を思うと、これはほんとうにありがたいことですね。
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お肉屋さんには、特製の美味しそうなパテがずらりと並んで。 ^0^
フランスの食生活は、ほんとうに恵まれているなぁと、ひしひしと感じる今日このごろです。
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by hirorobox | 2011-04-22 19:59 | フランス編France | Comments(6)

ちょっとお出かけ・初トラム

薔薇色の街トゥールーズの片隅で、静かなエコ生活(?)を送っています。
アクティビティと言えば、お散歩か、サイクリング、それにたま~の街歩きくらい、
という、なんとも地味で平穏な日々の生活なのですが、、、

ある日、連れの友人夫妻からディナーのお誘いをいただいて、
ちょっぴり遠くまでお出かけする機会がありました。

できたてほやほやのトラム(路面電車)に乗って行きました。
この、トゥールーズのトラムは、昨年11月に開通したばかりだそうです。
もちろん私たちは初乗車。それはちょっとした楽しい冒険でした♪

メトロを乗り継いで、トラムの始発駅まで行きました。
おおお~、私が抱いていたレトロな路面電車のイメージ(いったいいつの時代の?・笑)
からはほど遠く、すごくモダンで、
外観は、まるでこれは特急電車?新幹線?みたいな感じでしたよ~。^0^
それに、さすが開通したばかりだけあって、電車の中も、
メトロの車両のような落書きや汚れや窓のひび割れとかは全然なくて、それはもうピッカピカ。
ご覧下さい、この清々しいばかりの車内を。^^
(日本の電車だったら当たり前のことかもしれませんが・・・)
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この快適なトラムに乗って、郊外へと出発で~す。
街の中を、ゆっくりくねくね走っていきますよ~。
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地下を走るメトロとは違って、過ぎていく外の景色が見れるのは、楽しいですね~。
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途中、たくさんの駅に停まって、電車はゆっくり、静かに進んでいきます。
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街はどんどん発展していて、このあたりの風景も、昔とはずいぶん違ってしまったそうです。
「野原や畑しかなかったのにな~」と、連れの感想。(これまたいつの時代のことでしょう?・笑)

ついに終点に到着で~す。
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ここからは、迎えに来てくれた友人の車に乗って、お宅に伺い、
それはそれは素晴らしいディナーをご馳走になりました。 とても素敵な夜でした。
これが私の、初トラム記念日の出来事です。^^
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本日の、美味しい写真。 ^0^
お気に入りのケーキ屋さんに飾ってありました。
イースターエッグは、 わーお、まるまるチョコレート♪
こんなのが隠してあったら、私、夢中になって探してしまいそう。(笑)
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by hirorobox | 2011-04-19 05:29 | フランス編France | Comments(4)

めぐりゆく季節

時々、運河沿いのお散歩に出かけます。
地震の後、こちらに来たばかりの頃は、プラタナスの並木道は、まだこんな感じでした。
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でもすぐに、裸んぼうだった枝についていた小さな芽が、あれよあれよという間に芽吹いてきて・・・
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どんどん緑になっていきました。 こちらは一週間前くらいの様子です。
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そして今では、、、 こんなに青々と生い茂ったプラタナス!!!
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ミディ運河は、おおお~、もうすっかり夏の装いですよ~。
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歩くっていいですね。
この1ヶ月、運河沿いのお散歩が、少しずつ私に元気を与えてくれました。
ミディ運河の散歩道の春は、ほんとうに素敵。 
可憐な野の草花が、あちこちに咲いていて、こころ和ませてくれるのでした。
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              トゥールーズのお花、バイオレット。 とてもいい香りがするんですよ。
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運河沿いにも、アパルトマンの中庭にも、公園の片隅にも、そして街角の小さな路地にまで、
それはあちこちに咲いていて、小さな愛らしい姿を見つけるたびに、私はとても嬉しくなりました。

この華奢な野の花は、どちらかというと、風の当たらない、少し湿った静かな場所が好きみたいです。
一時期、30度近い夏のような陽気が続いて、
以来、運河沿いではあまり見かけなくなってしまったのですが・・・
ある日、街なかの小さな片隅に、こんなふうに頑張って咲いている姿を見かけました!
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そう私達も、どこに居ても、何があっても、元気にやっていこうね!と、励まされているような気がしましたよ。^0^

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おまけ。
久々に美味しい写真を載せましょう♪ うふふ、二段重ねのヨロコビ。
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続・おまけ。
おおお~、これで完全ノックアウトでしょうか?(爆)
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by hirorobox | 2011-04-15 09:19 | フランス編France | Comments(4)

お花見で、元気出しましょう

地震の後。。。 千葉にいた間は、余震の大きな揺れが何日も続き、
私は少しノイローゼのような状態になっていました。

フランスの家に避難してきたばかりの頃も、
まだそんな精神不安をひきずっていたのでしょうか、
夜中に、大きな揺れを感じたような気がして、
汗をかいてハッと目を覚ますことがしばしばありました。

でもこの街で、穏やかに過ぎていくほんの数日を過ごすうちに、
もうそのようなことはなくなっていたのですが・・・

私自身は、今回の地震や津波や原発事故によって、
そんなに大きな、被害と言えるような被害を受けたわけではないのです。
それなのにこんなへなちょこなことを告白するのは、ほんとに恥ずかしいのですけれど。。。

災害直後から流され続けた、ショッキングで悲惨なニュース映像を、
日本にいた間、何時間も、何日間も、くいいるように見続けていました。
それは、ほんの小さな傷口に、自分自身で少しずつ、さらに塩をすり込んで、
大きく膿ませていくような行為だったかもしれないと、
今になって感じるところがあります。

4月7日、あれから一ヶ月近くも経っているというのに
夜中の日本に、震度6強という大きな余震がまたやってきました。
フランスでは午後の時間でしたが、その最初のニュースを聞いてから、
私はまたテレビやパソコンからひと時も目を離すことができなくなり、
夜遅くやっとベットに入ったのですが、、、

夜中にまた、あの大きな揺れを感じて、ハッと起きるという現象が復活してしまいました。
もう汗びっしょり、心臓バクバク。。。
ああ、これじゃいけない、自分で自分を不安にして、追い込んでどうする、と
判断する余裕が、今回はありました。

どんなに気にはなっても、今は日本に住むファミリーの無事は確認できています。
日本は復興に向けて頑張っているし、自分は今、この安全な街にいるのです。
一日中家にこもってニュースを見続け、ネットにかじりつき、
神経を張り詰め、心配ばかりしているべきじゃないと思いました。

~~~ 日本よりずっと暖かな、こちらフランス南西部の街ですが、
最近は30度近い、初夏のような陽気が続いています。
花々は咲き誇っているし、空は真っ青、鳥はさえずり、
カラリとして爽やかな、夢のようなお天気なのです。

そんなこんなであまり眠れず、寝坊して、やっと起きだした朝。
今日はニュースを見るのはやめにしよう、
そうだ、外でお昼にしたらどうかしらと、思い立ちました。

手の込んだ素敵なお弁当を作ったり、レストランで豪華なランチにしなくたっていいのです。
質素で簡単なお昼でも、こんな素敵なお天気の下、芝生の上でピクニックしたら、
きっと素晴らしいに違いありません。

というわけで、八重桜も咲いている近くの公園で、お花見ピクニックランチです。
食べ物は、思い立ったらすぐできるいつものお得意、(笑)
冷蔵庫にあるものをあれこれ持って行ってその場で作る、超手抜きの、簡単サンドイッチ♪
メインは、Casino(地元のスーパー)で買った美味しいハムですよん。
デザートはドライいちじく。 繊維たっぷり、自然な甘味が良い感じ。

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植物公園の大きな八重桜の木の下に自転車を停めて。
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はなびらのじゅうたんの上に座ってピクニックランチ。
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上を見上げると何だかね、大きな桜の木にゆったりと守られ、優しくあやされているような感じがしました。
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八重桜は、まるでラウンドブーケみたいに、ぱんぱんに満開ですよ~。
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日本では、今年のお花見は自粛すべきというような意見も多々聞きますが、
それって、ますます悲しくないでしょうか。。。
お酒飲んで歌って騒いでっていうだけのお花見宴会だったら、
私もやっぱり遠慮したいところですが、、、

こんなふうに、お花を愛でて自分自身に元気をあげるための、
大切な人や、友人や仲間達と、ともに過ごして慰めや励ましや活気を得るための、
質素でも簡単でも、自然の中で栄養倍増のごはんを食べるための、
遠くにいる、今つらい目に遭っている人々のことを思い、再建を祈るための、
そんなお花見だったら、とても素敵だと思う。。。

お腹一杯になった後、自転車でトゥールーズの街をひとめぐりしてみました。
久しぶりに運動して、きれいなものを見て、私は元気百倍になりました。^0^

ガロンヌ川にかかるポン・ヌフ、その奥に見える旧市街です。
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by hirorobox | 2011-04-09 06:31 | フランス編France | Comments(8)

Toulouse-Japonチャリティーイベントの日

4月2日、トゥールーズ日仏協会の主催で、
日本を応援するチャリティーイベントが開催されました。

私は、まだこの街で日本人の知り合いはなく、日仏協会の会員でもないので、
詳細が何もわからなくて、連れに、地元の知り合いや親戚に尋ねてもらったりしたのですが、
だれもそんなイベントがあることを知らないようでした。

やっと開催場所と時間がわかったのが、前日の夜のこと。
何かお手伝いを申し出るには遅すぎましたが、
チャリティー販売で、日本にちなんだお菓子の持ち寄りを募集しているようだったので、
翌朝、急いで作って持っていくことにしました。

急なことで、ろくな材料もなく、
とりあえず、抹茶入りのマフィンを大急ぎで焼いて、
まだ生温かいうちに急いでラッピング。
あんまり購買意欲を誘うような素敵なものができなかったのが残念ですが・・・^^;

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このイベントのことは日仏協会のホームページにも載っておらず、
地元の住民に訊ねてみても知らない・・・ってことは、
多分日本人だけの小さな内輪のイベントなのかなぁと思っていたのですが、
行ってみると、想像していたよりずっとずっと盛大なものでした!
場所はここ。 大きな公共の建物の一室で。
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飲食コーナーのカウンターには素敵な手作りのお菓子が綺麗にたくさん並んでいて、
抹茶、玄米茶、ほうじ茶、さくら茶などなど、お飲み物もよりどりみどり。
お部屋の中では、手作り品の販売や、お習字や、いろんなお店が出ていました。
迫力ある剣道の型の実演にびっくり。

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別の会場でカンファレンスもやっていることを知り、そちらにも行ってみました。
法律学校の一室で、日本から招いた専門家の、興味深い講演を聞くことができましたよ。
講師は、一橋大学の米倉教授というかたで、講演は英語で行われましたが、
フランス人向けにゆっくりわかりやすく話して下さったので、
英語すらダメダメな私でも、けっこう理解することができました。

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8時からは、キャピトル広場で、今回の震災で亡くなられたかたがたの鎮魂と、
これからの日本の復興を願って、キャンドルナイトが行われるとのこと。
カンファレンスの後、それまでの時間は、例の日本庭園のある公園まで足をのばして、
お散歩しながらのんびり過ごすことにしました。

一重の桜や、枝垂れ桜はすっかり散ってしまっていましたが、、、
おおお~、つぼみだった八重桜が、満開でした! みごとです~。
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撮影中だったフランスの花嫁さんを、激写。
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ピンク色の八重桜の下で、日本を思いながら過ごす、静かな美しい午後のひとときでした。

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翌4月3日には、パリで、盛大なチャリティーイベントが開催されたようです。
香港ではジャッキーチェンなどが中心になって開催してくれたイベントで、
たくさんの義援金が集まったというニュースも聞きました。

こんなふうに世界中の多くの人々が、そして、海外に住む日本人が、
今の日本を応援してくれているのを、実感しています。
そう、日本は、きっと大丈夫! 遠いフランス南西部の街で、私もそう信じて生きています。

原発事故による避難勧告地から少しだけはずれているのですが、
私の姪と甥の中学校と小学校も、水道など復旧し、なんとか新学期をスタートするようです。
放射能汚染による健康被害が心配される中、特に、子どもたちの安全と、
そして現地での通常の暮らしが一日でも早くもとに戻りますようにと、心より願う毎日です。
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by hirorobox | 2011-04-04 05:21 | フランス編France | Comments(6)