石とレンガの組み合わせ、それは古くからこのあたりの地方の、
建物の壁に見られる、独特の様式だったそうです。
今でも街を歩けば、あちらにもこちらにもその当時の名残りが・・・
というか、郊外をのぞいては、ここはほとんどがそういう建物ばかりの古い街なのですが。^^
アップで撮ると、こんな感じ。 それぞれユニークでとても可愛らしいデザインですよね!
レンガだけの壁とは違って、石の部分は風化しやすく、
マメに手入れをしなければいけなくて、維持するのはなかなか大変なようです。
それと、一時期よその地方の人々から、レンガと石の独特の組み合わせは、
レンガを全部買うことができないためだと陰口を言われ、
まるで貧困の象徴のような見方をされたことがあったらしく、
人々は石の部分を隠すために、モルタルを塗ってしまった時代もあったとか。
もちろん現在では、そんな偏見も見直され、
古いレンガと石の壁は、地域の伝統を感じさせるとても貴重な文化遺産と認識されています。
今では人々は、当時塗り固められたモルタルをはがして建物を美しく復元したり、
全部ではなくても、こんなふうにわざと一部をはがして、
これは由緒ある古い建物なんですよ~と誇示するように見せびらかしたりしています。^^
ところで、以前、
ジョルジュ・ラビ博物館の窓が、アラブっぽいな~と思って書いたことがありましたが、
この街のあちこちの古い家に、そんなツートンカラーの窓をよく見かけるんです。
もしかしてこのデザインは、アラブっぽさを真似して作ったものではなくて、
もともとこのあたりの地方によくあるデザインなのかもしれないと、ちょっと思い始めたりして。
う~ん、本当のところはどうなのでしょう???
そういうことに詳しい人がいたら聞いて、いつか解明してみたいと思っています。
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勝手に和食ブームもそれなりに続いているのですが、、、
やっぱりここはフランスですからね~、クレープ修行なんて始めてみました♪(笑)
そば粉を買って来て、本格的なクレープ作りに挑戦です!
ネットで調べたレシピを試してみましたよ~。 お砂糖は、ぜんぜん入れないのですね。
そば粉 300g
お塩 10g
お水 600cc
卵 1個
シードル 15cc
お水を3回くらいにわけて、
材料を手でよ~く混ぜ合わせます。
そして冷蔵庫で一晩休ませれば
そば粉の生地の出来上がり♪
簡単、簡単。(笑)
でもこの生地を上手に焼くには
けっこう修行がいりそうです~。(大汗)
平らなクレープパンも、
生地をのばす道具もないので、
ヘラを使って急いでのばしながら(笑)
普通のフライパンで焼いてみたのですが、
なかなか難しいものですね~。^^;
厚地のお見苦しい焼き上がり・・・(涙)
見た目はなんですが、お味はなかなか。^^
あの美味しいクレープ屋さんで食べたみたいに、
シンプルに、マロンクリームだけつけて、
いただいてみました~。
ぱくぱく何枚だっていけちゃいます。危険~。
今度は、ハムや卵をを入れて四角く焼くのに
挑戦してみたいな~なんて思っていますけど、
ちょっと高望みかしら?(笑)
そば粉で作るクレープは、正確にはガレットと言うのだそうです。
痩せた土地で蕎麦を栽培していた、ノルマンディー地方が発祥の地だそうですよ。