マンハッタンビレッジは、古くからある地元のショッピングモールです。
お隣りに新しく、広大で近代的なエルセグンドプラザができて影が薄くなってしまった感がありますが、
その落ち着いたたたずまいは、古いモールならではで、私は結構好きなんです。
ビレッジと道を挟んだ向い側にある
地元のケーキ屋さん。
スイーツ好きの私としたことが、
アメリカのケーキはなぜか苦手で、
以前ここで
クリスマスケーキを買ったのですが、
気持ちが悪くなって
食べ切れなかった思い出が・・・
でもついふらふらと
また寄ってしまいました。(笑)
クッキー類なら
だいじょうぶかなぁと思って、
いくつかセレクト。
生クリームたっぷりのケーキも、
デコレーションがすごく綺麗で
美味しそうなんですけどねぇ・・・
どうしてダメなのかなぁ、
残念すぎる。
ケーキのショーケースの前には、オーダーケーキ待ちのマダムが立っていて写真が撮れなかったので、
こちら、ラルフスのケーキ売り場の写真ですが。
すごく綺麗ですよね、アメリカのケーキって、カラフルで。
でもやっぱり、味や繊細さや品質の良さにかけては、日本のケーキに敵うものはないかもしれません。
フランスのケーキより日本の方がもっと美味しいなぁと思いますもの、私。
クッキーの箱を持ち込んで、
ビレッジの中にある
The Coffee Bean & Tea Leaf で
お茶にしました。
連れはアールグレイティ。
私はチャイをいただきました。
ここの飲み物は、
とても美味しいですね。^^
お客は、若い女の子が多いですが、
きゃあきゃあうるさくなくて、みな上品です。
本を読んだりパソコンしたりおしゃべりしたり
静かなカフェタイムを過ごしています。
おしゃれな人も多くて、見てると楽しいです。
ランチタイムはマダム率高し。
まったりくつろいでいると、
レトロなポルシェが目の前に
ぶぶーんと停まりました。
用事が済んで車に戻る途中の青年に、連れが話しかけて、車の年式を訊ねると、
彼は嬉しそうにいろいろ話してくれました。
1957年生まれのポルシェだそうですよ~。
わわ~、半世紀以上も前! 若い持ち主よりもずっと歳とった車です。
レドンドビーチのカーショーでも感じたのですが、
このあたりでは、古い車をピカピカにして乗るのが、ちょっとしたステータスみたいですね。
最新式の素敵な車を買うよりも、ずっとお金がかかりそうですものね。
ひとしきり私達と話した後、オーナーさんは小粋な麦藁のハットをかぶり、
(年配のおじいさんがかぶるような帽子です)
ぶぉんぶぉんとアクセルを吹かし、上げた片手を振りながら、わざと格好をつけて去って行きました。
ふふふふふ、それは、なんとなくほっこりとする、小さな楽しい出来事でした。
このお店のトイレの鍵です。
失くさないように
大きなポットがついているんですけど。
これを借りてトイレに行くのは、
なんだかちょっと恥ずかしい・・・ ^^;