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お客様料理・デザートは極甘がお好き

2年前にしばらくこちらにいた時、始めの頃は、はりきって「和食」のおもてなしをしてみたものです。
和食といっても、ほとんど「もどき」みたいなものばかりでしたけれど。^^;
でも、親しいかたたちと何回か行き来をするうちに、和風ディナーも1回くらいは楽しんで下さるけれど、
やっぱり一番喜ばれるのは、彼らがいつも馴染んでいる普通の家庭料理のようだという事実に気づき・・・
もう苦労してお客様に和食なんかぜんぜん作らなくなってしまったのでありました。

が、今回初めて拙宅にいらっしゃる、連れの昔からの大切なご友人夫婦が。
彼らは、日本人の私の作るホンモノの日本の食べ物が食べれると、
ずいぶん楽しみにしている様子・・・ ちょっとプレッシャー。(汗)

そういう方に、「もどき」とはいえいきなり「純和食」をお出ししても、
めずらしさに最初は歓声があがり、喜ばれはしても、
食べながらだんだん、え?・・・となっていくパターンを、これまでにずいぶん経験している私。

というわけで、今回のメニューで、和風の食べ物は、
シャンパンと簡単なおつまみの後の、この寿司ロールだけにしておきました。
といっても、これはもう日本の寿司とはぜんぜん別物の、カリフォルニアロールでありますが。。。^^;
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マヨネーズはたっぷりめのほうが、経験上、より喜ばれますし、
具も、彼らが日頃なじんでいるサーモンとエビくらいにしておくほうが無難であります。
いや、これはもうほとんど日本の寿司じゃないです・・・
なのに、「美味しい美味しい、日本の寿司はほんとうに素晴らしい!」と、すごく喜んでくれる彼ら。
なんとも複雑な心境であります。。。^^;

「お魚は大好き!」というおふたり。
でも、そういう方に、日本の煮魚や焼き魚を出しても、「うっ」と思われるだけなのは経験済みです。
メインディッシュは、以前、ボクのママさんに教えていただいた、イタリアン風のお魚料理にしました。^0^

これ、すごく簡単なのに、とっても美味しいんです。なかなか見栄えもします。
寿司ロール食べながら盛り上がっていただいているあいだに、
キッチンに行ってちょちょっと作れちゃいますしね♪
盛り付けの途中で急いで撮った写真なので、お見苦しいのですが。
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簡単な作り方が、UAEに住んでいた時の記事に書いてあります。興味のあるかたはこちらをどうぞ~。
もともとは、こちらの記事のコメント欄で、ボクのママさんがこのお料理を教えて下さったのです。

お寿司に、魚料理、その後、お肉はもう入らないだろうと省きまして、
おきまりの、チーズ数種と美味しいパン屋さんのバゲットで満足していただき、
〆のデザート各種でございます。

                  和風っぽくということで、抹茶ムース作りました。
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まあまあ美味しく召し上がっていただいたようですが、ちょっと甘味が足りなかったようで・・・
お砂糖、私としては、けっこうどっさり入れたつもりなのですけれど、
フランスでは、デザートは、これでもかというほど、甘ければ甘いほどよろしいようです。^^;

それと例のビスコッティも、お砂糖をぜんぜん控えずに甘~く作ってお出ししたのですが、
ディナーのデザートとして召し上がっていただくには、やっぱりちょっと、なんだったようで・・・
ビスコッティの添え物?として大皿に一緒に並べた高級チョコレートが、
結局、この夜一番人気のデザートだったのでした。ははははは。。。^^;

というわけで、無事、料理人の任務終了。(笑)
私の作ったへなちょこ料理はともかくとして、なかなか楽しい夜でした。

フランス人って、他人にはずいぶん冷たいけれど、
身内や、いったん心を開いた友人に対しては、すごく愛想が良く、とても親切で優しくなります。

この日のお客様のマダムは、英語もドイツ語も完璧、スペイン語もOKな、大変知的でハイソなかたでした。
とてもいいかたなのですが、フランス語もできず英語さえ怪しい私は、高尚な話題になると聞く専門、
打てば響くような知的な会話のキャッチボールはほとんど無理で、
彼女にはずいぶんつまらない思いをさせている様子が感じとれ、
私はお会いするたびに、なんとなく申し訳ないような気持ちになるのでした。
気のいいムシューのほうは男性なので、2年前に初めてお会いした時から、
無条件に女性の私には好意をよせて下さっているのがわかりましたが。

多分彼らは、私の連れとの、これまでの長い友人関係上、
私とも仕方なく付き合って下さっているのだろうと、
今まで、なんだか心苦しさのような、引け目のようなものを感じていたのです。
これは、私のコンプレックスの裏返しのようなものかもしれませんが・・・

でも、この夜、心を込めて一生懸命におもてなしをしている気持ちが、伝わったのかもしれません。
それは言葉ではなく、マダムのハートが開いて、お互いの心と心が通いあったような気がしました。
別れ際、いつもぎゅうっと抱きしめてくれるムシューと違って、
マダムとは、これまでは儀礼的なビズ(挨拶のキス)しか交わしたことがなかったのですが、
この日さよならをいう時に、彼女は力いっぱい私をハグし、心からのビズを送ってくれたのでした。
それはなんだか、とっても嬉しい出来事でした。

しかしながら、今回の教訓。。。 ディナーのデザートは極甘にすべし。(笑)
手作りにこだわらなくても、ここはフランスなので、
彼ら好みの美味しいスイーツは、いくらでも手に入ります。
どこのケーキ屋さんのケーキも、日本に比べてけっこう甘いです。
さあ、よりどりみどり~! 皆さんだったら、どちらにしますう? ^0^
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by hirorobox | 2011-06-05 15:18 | フランス編France