3月11日。
あれから3年・・・ いろんな事がありました。
昨日は、そんないろいろを思い返しては、自分の人生の来しかた行く末を考えてみたり、、、
TVをつければニュースで流れている、マレーシア機の捜索の行方などを心配しながら、
一日静かに過ごしていました。
マカオの海について。。。
何度か訪れているハクサビーチ(黒砂海岸)ですが、
海岸は、こんなふうに綺麗な砂浜が続いています。
しばらく前に、ローカルTVで、香港のビーチの深刻なゴミ問題と、
海岸清掃のボランティアの方たちを特集した番組を見たのですが、
海が本当にゴミだらけで、とてもびっくりしました。
ゴミの分別に関しては、マカオはすごくゆるゆるなんです。
時々街角で、分別して捨てるゴミ箱を見かけることもありますが、
私が住んでいるビルのゴミ出しは、ほんとに何もかも全くいっしょくた。
他のコンドミニアムも皆そのようです。
始めのうちはクセのようなもので、ビン・缶・プラスチックなど、
別々の袋にまとめて、各フロアにある大きなダストボックスに出していました。
けれど、そのダストボックスの中は、あらゆる家庭のあらゆるゴミがいっしょくた。^^;
そうすることに全く意味がないことがわかるにつれ、だんだん私もいっしょくたに・・・ ^^;
だけどいまだに、キッチンのゴミ箱に、ペットボトルも、ワインの瓶も、割れたガラスも、
野菜くずも残飯も、ばっさばっさと何もかも入れてしまうことに、
何とも言えない違和感を感じてしまう私ですが。
中国の環境問題に対する姿勢を見ていると、
中国本土のゴミ問題に関しては、なんとなく想像できていたつもりですが、
特別行政区の香港もマカオも、やはり同様に、まだまだみたいな感じです。
しかし、TVで見たあの香港の海岸の、胸が痛むような汚れかたは・・・
ハクサビーチを見る限り、マカオのビーチはきれいです。
時々ゴミやタバコの吸殻が落ちていたりするのを目にしますが、
それは日本のビーチと似たような頻度。
ぽいぽい捨てる人は多くても、ある程度きれいなビーチでいられるのは、
こんなふうに働く人々のおかげだと思います。
いつ来ても、黙々と働くビーチ清掃の人々の姿を見かけます。
カジノ収益で、マカオ政府はとてもお金持ち。
その潤沢なお金を、使うべきところにちゃんと使ってくれているから、
こんなふうに綺麗な海岸や、広々とした美しい公園や、夢のように可愛い
ディスニーランドみたいにクリーンな観光地を、保っていけているのかな~と思います。
ビーチ風景、いろいろ。
企業がらみの海洋汚染の問題に関しては、また別の複雑な背景があると思いますけれど・・・
美しい海岸のために小さな個人が出来る事は、まずはゴミをポイ捨てしないことだと思うのです。
ポイ捨てすることに罪悪感を感じるような教育をすること。
日本で育ち、暮らしてきた私が、ゴミを分別しないことに、どうしても違和感を感じてしまうように。
それはほんとに基本的なことですけれど・・・
そして、ここがいつまでも、美しい海、綺麗な砂浜であって欲しいと願います。