自分に課した「夏休みの宿題」シリーズ第一弾は、
一番気になっていたこちらの博物館からスタートすることにしました。
マカオ芸術博物館 Macau Museum of Art.
でも、ここがそうかしら? と思って入って行った最初の建物は、
あれれ、どうも本館ではなかったみたい。^^;
マカオ回帰賀礼陳列館 Handover Gifts Museum of Macau という、
1999年、マカオがポルトガルから中国に返還された時に、
中国の各地から贈られた記念品の数々が納められている、という建物でした。
贈り物を飾るために、こんな立派な美術館を作っちゃうなんて、すごいですね。
近未来的なアプローチは、まるでテーマパークのアトラクションに入って行くみたいな気分♪
ここに、中国各省、自治区、直轄市、特別行政区の各地から贈られた33の記念品が展示してあります。
どれもこれも手が込んだ、とても高価そうな贈り物たち。
保護ガラスが反射して、良くわかりませんけど、なかでも私が心惹かれた芸術品の写真をいくつか。
手の込んだペルシャ絨毯みたい? 素敵な風景を織り込んだ壁飾り。
とか、パンダの衝立は、四川省からのプレゼント。
とか、この美しい美術品は、甘粛省(ってどこにあるのかしら?)からやってきたみたい。
広~い中国の各地の個性が表れた、素晴らしい贈り物の数々。
どれかひとつだけ特別に自分にプレゼントしてもらえるとしたら、どれが一番いいかな~、
なんて思いながら眺めていくと、一生懸命比べちゃったりして楽しいかもですよ?笑
この展示室の向かい側の窓からは、オーケストラの練習風景が眺められたし、
反対側にももうひとつ大きな展示室があって、そこではこんな展覧会をやっていました。
回帰賀礼陳列館の入館料は無料でしたよ。
訪れる人は少ないみたいで、ゆ~ったり、ほとんど貸切状態。^0^
涼しいし、中国各地からやって来た珍しい綺麗なものがいっぱい見られて、天国、天国。
後で調べたら、この場所は、1999年にマカオの中国返還の式典が行われた地なのだそうです。
きっと香港が返還された時も、中国各地からの贈り物があったでしょうと思うので、
香港にもこんなふうにその時の贈り物を展示している美術館があるのかも。
マカオ生活、時間はたっぷりありますので、機会があったら、そちらにも行ってみたいところです。^0^
さあ、それではいよいよ、本日の本来の目的地、マカオ芸術博物館へ。
噴水と、ポルトガルタイル・カルサーダスが敷き詰められた歩道を歩いて、すぐお隣りの建物へ参ります。
ジャーン、こちらが、マカオ芸術博物館でした~。 立派な博物館ですね。
エスカレーターで上って行くと、正面がマカオ文化中心。(文化センターみたいなもの)で、
左手がマカオ芸術博物館のエントランスです。
わ~い、空が青くて、気持ちいい~。 暑いけど・・・ ^^;
外港側の風景も、
街側の風景も、とても素敵な眺めです。
でもやっぱり暑くて、あまり長く外には居られませんよう。。。
すぐに館内へ入って、見学、見学♪
というわけで、長くなったので、この後は、続けて書きますね。